【底と上部を考える】スマホショルダー tottu/とっつ 制作までの過程 その②
こんにちは!そぞのぼです。
前回の記事 で、スマホショルダー【tottu/とっつ】のおおまかな形が決まり、
↓こんな感じの断面の筒状にすることに決まりました。
今回は【底と上部について】考えていこうと思います!
底のかたち
まずは底から。
↑筒状の下のところから底のぶんの革をちょこんと残して、カット。
↑筒状にしたあとで飛び出した革を反対側で縫えば、底が…
ということでできたものはこちら↑
見た目もシンプル。
底のかたちについては思いつきそのままで煮詰まることなく良い形になってくれました。
上部のかたち
水滴のかたちから…?
つづいて上部を考えていきます。
さっそくフタ!と行きたいところですがその前に!
↑こんな形でイメージの絵を描きましたが、実際にはこういう形にならないんです。
ズバリ↓こういう形になります。
💧水滴のようなかたち💧
この状態でも使えないことはないと思うんですが…
スマホに沿ったかたちの方が、見た目の点でも出し入れのしやすさの点でも良いはず…🤔✨
というわけで、
↑こんな感じで角のある四角いかたちにしたいなと。
どう折りまげる?
こうするための一番簡単な方法は…ずばり!
革を折りまげる!
革は、力を加えることで比較的かたちを記憶させやすい素材です。
ただ、長く使うことをかんがえると革も柔らかくなるので形が崩れたり、中に入れるものに合わせて歪んだりすることもありそう🤔
↑これは、紙で同じ様に💧水滴のようなかたち💧を作ったものですが、
↑筒状の上の部分って、力を入れて上から折り曲げられるのに対してはちょっと弱いんですよね。
実際の革はここまで弱くはないですが、他の箇所に比べると弱くなりやすいので、
↑革を折り返して縫うことで、芯を作って強くしてあげることに。
ここでスマホに沿った形にしたいという話にもどります。
↑四角い形にするために、折り返して作った芯を赤い丸の4箇所のところだけ抜きます。
↑こんな感じで抜いて筒状にすると…
↑四隅に角完成!
折り返して芯を作ったことで強度も確保しつつ、形状も四角い形にすることができました🎉
というわけで、これで無事にスマホに沿った四角い袋になりました。
つづけてフタ!…といきたいところなんですが、
長くなってしまったのでまた次回に…。
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読んでいただきありがとうございました☆