【アイデア整理とかたち決め】スマホショルダー tottu/とっつ 制作までの過程 その①

スマホショルダー tottu/とっつ の制作過程

こんにちは!そぞのぼです。

 

前回の記事 にて、

革のスマホケース【spot/すぽっと】の弱点のことを考えていたら、フリーサイズスマホケースの新作アイデアが生まれてきた🎉!

ということについて書きました。

 

今回は、作品の前段階の状態の画像やイメージイラストを使いながら

新作のスマホケースを作るための条件整理やおおまかなかたち決めの過程について書きたいと思います。

 

条件整理

ぴったりサイズの革のスマホケース【spot/すぽっと】の唯一の(?)弱点が、

機種変更をするとそのままのケースでは使えなくなる場合があるということ😭

 

そこで新作のスマホケースを作っていく上でず大事になるのが ①フリーサイズである という点です。

↑フリーサイズにするためにこの【spot/すぽっと】のぺったんこな形をただ大きくするだけだと、

 

スマホケース ぴったりサイズで作る理由

↑その時々でいろんな角度でスマホが収納されるので

どうしてもバラバラの位置にスマホの形が浮き上がり

バラバラの風合いのまま経年変化していくことになってしまう…。

 

この対策として、

↑今回はぺったんこではなく っくらした形にしてスマホの形が革にうつらないように します

 

このようにふっくらとした形にすると【spot/すぽっと】のように

接触面の適度な摩擦力でスマホを抜け落ちにくくするということができないので、

③やはりフタは欲しい ところですね🤔✨

 

あと、

フリーサイズにする
=世の中の大体のスマホが入るサイズを目指す
=一番大きなスマホのサイズに合わせることなる
=ケースのサイズが大きくなることは避けられない
ので、

ぴったりサイズの【spot/すぽっと】のようにポケットやカバンの中に入れるのは難しそう…🤔🤔

そこで、かけひもをつけてショルダー仕様に します!



おおまかなかたち決め

次に、おおまかなかたちを決める段階に入っていきます。

 

フリーサイズ=大きめにするというのが条件なんですが、

できれば見た目だけでも小さくスッキリさせたい…

↑そこで、【spot/すぽっと】のサイドにあるような縫い目や縫い代の部分を無くすことに。

 

↑まず思いついたのは、よく見かけるこの形(断面から見たイメージです)。

このように革のオモテ面どうしをぴったり合わせるようにして縫っておいて…

↑内と外をひっくり返す!

Tシャツをイメージしてもらえるとわかりやすいかも知れません👕

内側に縫い目や縫い代がきて、外はスッキリした見た目になります

 

しかしここで立ちはだかるのが…この「ひっくり返す」という作業

Tシャツのような布や柔らかい革ならやりやすいんですが、

スマホケースに使うような硬めの革だとこれがなかなか大変なんです💦

 

頑張ればできないこともないんですが…ひっくり返す時にシワが入ってしまうことも…。

まぁこのシワも味とする作品もあるけど…今回はそういうイメージじゃないんですよね🤔

 

というわけで次に思いついた案は、

縫い目や縫い代を、横ではなく背面に持ってくる。

 

こうすることで、ひっくり返すというちょっと難ありな作業もなく

見た目をスッキリコンパクトに、ふっくらとした形にすることもできます

ついでに個性的な表情も生まれそう!

縦にラインが入るから、よりスッキリして見える…かも🤔✨?

 

こんな感じでおおまかなかたちは決まってきました!

とはいえこのままでは底抜け・フタなし状態なので笑、

次回はその辺りのことについて書いていこうと思います。

 

「制作秘話よりもまずはどんな新作か見てみたい!」「ちょっと気になるかも!」という方は

↑こちらの商品紹介ページからご覧くださいね🙂

 

読んでいただきありがとうございました☆